2022年、新日本プロレス旗揚げ50周年。
新日本プロレスの創設者「アントニオ猪木」が亡くなった。日本中に元気がなくなり、ストロングスタイルの時代が幕を閉じた。
その一方で、11.20にスターダムとの初の合同興行「Historic X-over」が開催され、ストロングスタイルとは全く違う新時代のプロレスが始まった年でもあった。
何かが終わり、何かが始まった年。
そんな2022年の新日本プロレスを色々なランキングと共に振り返ってみたい。
2022年の新日本プロレスの主な動き
- 2022/03「BULLET CLUB」から「G.o.D」が追放
- 2022/03『New Japan Cup 2022』でザック・セイバーJr.が優勝
- 2022/04フランシスコ・アキラが「UNITED EMPIRE」に加入
- 2022/05ジュース・ロビンソンが「BULLET CLUB」に加入
- 2022/06エース・オースティンが「BULLET CLUB」に加入
- 2022/06『BEST OF THE SUPER Jr.』で高橋ヒロムが3連覇達成
- 2022/08ギデオン・グレイが「UNITED EMPIRE」に加入
- 2022/08『G1 CLIMAX32』でオカダ・カズチカが2連覇達成
- 2022/09ヒクレオが「BULLET CLUB」を離脱
- 2022/10創業者アントニオ猪木が心不全のため逝去
- 2022/10ティタンが「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に加入
- 2022/11『IWGP女子王座』の初代王者にKAIRI
- 2022/12『鈴木軍』解散
2022年は、各ユニットの勢力が大きく動いた。
「BULLET CLUB」にはジュース・ロビンソンとエース・オースティンが新たに加入。しかし「G.o.D」が追放される。邪道、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ヒクレオが本体に加入することとなる。
「UNITED EMPIRE」もフランシスコ・アキラとギデオン・グレイの2人が加入し勢力を拡大。「ロス・インゴ」にもティタンの電撃加入があった。
そして、何より衝撃だったのは、12月に11年続いた「鈴木軍」が電撃解散。
2023年もさらなるユニット再編の動きがありそうだ。
メインイベント数ランキングTOP3
プロレスの大会を飾るのはやっぱりメインイベント。
メインイベンターはその大会の主役だ。新日本プロレスの2022年の主役は誰だったのか? 年間のメインイベント出場回数ランキングがこちらだ。
メインイベント数ランキングTOP3 2022
Rank | NAME | COUNT |
---|---|---|
1 | オカダ・カズチカ | 49回 |
2 | 内藤 哲也 | 41回 |
3 | 棚橋 弘至 | 35回 |
誰もが納得の新日本プロレスの3強がランクイン。2022年の内藤、棚橋は結果はいまひとつ残せなかったが、多くの大会を盛り上げたことは間違いがない。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。ロス・インゴ勢強し。
試合数ランキングTOP3
どれだけ大会に出場していたかは、どれだけ新日本のリングに貢献していたかということでもある。
2022年の試合数ランキングがこちらだ。
試合数ランキングTOP3 2022
Rank | NAME | COUNT |
---|---|---|
1 | BUSHI | 136回 |
2 | 内藤 哲也 | 134回 |
3 | 高橋 ヒロム | 122回 |
ここではロス・インゴ勢が TOP3を独占。2022年もロス・インゴは多くの試合をファンに提供してくれた。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。HOUSE OF TORTUREもランクイン。
試合総時間ランキングTOP3
次に試合の総時間でのランキングを見てみよう。
いちばん戦っている時間が長かった選手は誰か? 2022年、新日本プロレスでの試合時間を合計してランキングにしてみた。
試合総時間ランキングTOP3 2022
Rank | NAME | TOTAL TIME |
---|---|---|
1 | 内藤 哲也 | 31:38:17 |
2 | オカダ・カズチカ | 27:49:55 |
3 | 棚橋 弘至 | 26:07:26 |
ここではメインイベンターの3人がTOPを独占。メインイベントも務めて、試合時間でも多く魅せる。間違いなく2022年の新日本プロレスのスター3人だ。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。Jr.ではワトも大健闘。
試合平均時間ランキングTOP3
平均試合時間ではどうだろうか。
試合の時間が長いということは、それだけ試合が白熱しているということでもある。
2022年、平均の試合時間が長かった選手をランキングにしてみた。
試合平均時間ランキングTOP3 2022
Rank | NAME | AVERAGE TIME |
---|---|---|
1 | オカダ・カズチカ | 00:15:54 |
2 | ジェイ・ホワイト | 00:14:20 |
3 | カイル・フレッチャー | 00:14:19 |
4 | マーク・デイビス | 00:14:19 |
ここでもオカダがTOP。内容についてもオカダは申し分ない試合を提供した。ジェイ・ホワイトも試合数は少ないものの、インパクトのある試合をしている。そして、初参戦のカイル・フレッチャー、マーク・デイビス。タッグのみでランクイン。オージーオープンがタッグマッチの面白さを伝えてくれた。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。意外な第3世代もランクイン。
シングルマッチ勝率ランキングTOP3
シングルマッチでの勝率はどうだろうか。2022年、シングルマッチでの勝率をランキングにしてみた。
シングルマッチ勝率ランキングTOP3 2022
Rank | Player | 計 | 勝 | 敗 | 分 | Rate |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジェイ・ホワイト | 9 | 8 | 1 | 0 | 88.9% |
2 | オカダ・カズチカ | 21 | 18 | 3 | 0 | 85.7% |
3 | タイガーマスク | 6 | 5 | 1 | 0 | 83.3% |
ここではジェイ・ホワイトが脅威の勝率90%でTOPとなる。なんと2位にはタイガーマスク。3位のオカダ・カズチカを抑えてのランクイン。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。4位には意外なUNITED EMPIREのメンバーがランクイン。
タッグマッチ勝率ランキングTOP3
タッグマッチの勝率はどうだろうか? タッグマッチで勝率が高いということは、勢いのあるユニットということでもある。
2022年、タッグマッチでの勝率をランキングにしてみた。
タッグマッチ勝率ランキングTOP3 2022
Rank | Player | 計 | 勝 | 敗 | 分 | Rate |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ウィル・オスプレイ | 33 | 29 | 4 | 0 | 87.9% |
2 | リオ・ラッシュ | 11 | 9 | 2 | 0 | 81.8% |
3 | ティタン | 36 | 29 | 6 | 1 | 80.6% |
こちらはウィル・オスプレイがTOP。2022年も「UNITED EMPIRE」が強かった。そしてリオ・ラッシュ、ティタンと、SUPER Jr. TAG LEAGUE参戦組がランクイン。2022年のジュニアタッグには新しい風が流れた。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。タッグには新規メンバーが続々ランクイン。
敗北数ランキングTOP3
プロレスにおいて試合に負けるというのは、決してネガティブなことだけではない。それだけ相手選手のフィニッシュホールドを喰らっているということである。つまり、すごく丈夫ということだ。
2022年、フォール、ギブアップをした回数をランキングにしてみた。
敗北数ランキングTOP3 2022
Rank | NAME | COUNT |
---|---|---|
1 | TAKAみちのく | 76回 |
2 | 外道 | 70回 |
3 | 大岩 陵平 | 64回 |
ランキング1位はTAKAみちのくが輝いた。そして、2位には外道がランクイン。受け身がうまくて、体が小さい選手がランクイン。3位のヤングライオン大岩は実戦で絶賛修行中だ。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。ヤングライオンでいちばん負けが少ない選手は誰か。
フィニッシュ技ランキングTOP3
最後に2022年に流行したフィニッシュ技をランキングにしてみた。
フィニッシュ技ランキングTOP3 2022
Rank | FINISH | COUNT |
---|---|---|
1 | 逆エビ固め | 54回 |
2 | 消灯 | 30回 |
3 | デスティーノ | 26回 |
なんと逆エビ固めが1位。2022年はヤングライオンたちの頑張りが大きかったようだ。2位は毘沙門の「消灯」、3位は内藤の「デスティーノ」と安定感を見せつけた。
ランキングTOP10の各選手の詳しい内容はこちら。鷹木信悟はまさかの2つ技がランクイン。
- 2022年の新日本の主役はオカダ・カズチカ
- 2022年の大会を盛り上げていたの「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」
- 2022年はタッグ戦線に新たな風が吹き、白熱した。
- ヤングライオンが大会を温めている