【新日本プロレス】2025年 フィニッシュ技ランキング

データで楽しむプロレス

プロレスの試合を決定づけるのは、やっぱり必殺技=フィニッシュ。
どんなに名試合でも、最後がグダると評価は一気に下がる。映画と同じで、エンディングは超重要なのだ。華やかなフィニッシュで締まれば、試合の満足度は一段上がる。

では、2025年の新日本プロレスでいちばん多く炸裂したフィニッシュ技は何だったのか。データで振り返ってみよう。

【新日本プロレス】2025年 フィニッシュ技ランキング

RankFINISHCOUNT
1逆エビ固め70
2カミカゼ27
3ハイフライフロー26
4ジーンブラスター24
5時間切れ引き分け22
6THE GRIP21
7反則19
8デスバレーボム18
9横入り式エビ固め17
10K.O.B15

1位:逆エビ固め(70回)

70回。2位に倍以上の差をつけての圧勝である。

2025年はヤングライオンたちが大会を大いに盛り上げた一年。その象徴が、この逆エビ固めだ。最多勝利は村島克哉の17回でダントツ。続いて金丸義信、永井大貴が各8回。

さらに印象的なのが、10.13 IWGP GLOBAL選手権・ゲイブ vs 辻のフィニッシュも逆エビ固め。若手からビッグマッチまで、幅広く使われた“2025年の基本技”だった。

2位:カミカゼ(27回)

ボルチン・オレッグ大活躍の証。そして最大の被害者は——ハートリー・ジャクソン(11回)。次点のドン・ファレは2回。つまり、ほぼハートリー専用である。喰らいすぎだよ、ハートリー。

3位:ハイフライフロー(26回)

棚橋弘至のファイナルロードにふさわしく、堂々の3位。ここでも最多被弾はハートリー・ジャクソン(3回)。2026年にはもうハイフライフローが見れなくなってしまうのが、信じられないし、信じたくない。

4位:ジーンブラスター(24回)

辻陽太の存在感が、そのまま数字に表れた形。昨年6位からのランクアップで、着実に中心選手へ。そしてここでも……最多被弾:ハートリー・ジャクソン(3回)。3部門制覇。もはや逆にすごい。

5位:時間切れ引き分け(22回)

22回中、14回が松本 vs ゼインというヤングライオン同士の引き分け。時間切れの63%が松本vsゼインの戦いとなった。とにかくバチバチ。

なお、2025年の時間切れ引き分けタイトルマッチは3試合。

  • ゲイブ vs 石井(STRONG無差別級王座)
  • TAKESHITA vs ELP(NJPW WORLD認定TV王座)
  • 棚橋 vs ELP(NJPW WORLD認定TV王座)

6位:THE GRIP(21回)

大岩のフィニッシュがランクイン。決定力も徐々に上がってきている。2025年には、THE GRIPで棚橋弘至からフォールを奪うという大仕事も達成。なお、最多被弾は本間朋晃の6回

7位:反則(19回)

19回中、7回がSANADAの勝利。例のダミーギターショットである。正直、「ギターをポンと当てただけで反則負け」というルールはいまだに理解できない。2025年で一番納得いかないフィニッシュ。すごく冷めるから是非やめていただきたい。

8位:デスバレーボム(18回)

ここでハートリー・ジャクソンのフィニッシュがランクイン。受けるだけじゃない。ちゃんと勝っている。2026年は、喰らう回数より決める回数が増えることに期待したい。

9位:横入り式エビ固め(17回)

何人ものレスラーが使用する万能フィニッシュ。

  • 矢野通:7回
  • DOUKI:5回
  • 田口隆祐:2回

特に2025年は、DOUKI&SHOの鉄板殴り→横入り式エビ固めが量産された。これも正直、あまり嬉しくないフィニッシュだ。

10位:K.O.B(15回)

K.O.Bのフィニッシュが10位にランクイン。納得のランキングだ。おそらく2026年はさらに順位を上げてくるだろう。15回のうち最多被弾者はTAKAみちのく8回。半分以上はTAKAみちのく。K.O.Bはみちのくに恨みがあるのかもしれない。

前年の2024年のランキング

ちなみに参考までに前年のランキングも。

RankFINISHCOUNT
1デスライダー52
2逆エビ固め39
3カミカゼ39
4横入り式エビ固め35
5時間切れ引き分け33
6ジーンブラスター29
7オーバーキル27
8ツアー・オブ・ジ・アイランド27
9デスティーノ24
10ダブルクロス23

海野選手がゴリゴリに推されていたことがわかる。

まとめ

2025年のフィニッシュ技ランキングは、逆エビ固めの圧勝と、ハートリー・ジャクソン被弾ランキングという二本柱だった。必殺技は、決める側も、受ける側もあってこそ成立する。そういう意味では、2025年は技と役割がはっきりした一年だったと言える。

来年は、「新しい必殺技がトップに来るのか」それとも「逆エビ時代が続くのか」。その答えは、リングの上で決まる。

では、素晴らしきプロレスライフを!