【ゴッデス・オブ・スターダム王座】歴代チャンピオンと全タイトルマッチの記録

データで楽しむプロレス

ゴッデス・オブ・スターダム王座は、スターダムを象徴するタッグの頂点。
女子プロレス界の中でも“チームの絆”が最も試されるタイトルとして、多くの名コンビたちが歴史を刻んできた。
初代王者「愛川ゆず季&美闘陽子」から始まり、時代ごとに名勝負を生み出してきたこの王座は、スターダムの進化とともに歩んできた存在でもある。

本ページでは、歴代王者一覧全防衛戦の記録タイトルマッチ回数TOP30選手別勝率TOP30など、
これまでのゴッデス戦線を“数字とデータ”で徹底分析。
誰が最も勝率が高いのか、どのチームが長期政権を築いたのか――その答えがここにある。

※集計期間:2007/5〜2025/7の新日、STARDOMの試合

ゴッデス・オブ・スターダム王座とは

ゴッデス・オブ・スターダム王座(Goddess of Stardom Championship)は、スターダムが2011年に創設した女子タッグ王座。団体名「スターダム=輝き」を冠した“女神(Goddess)”の名を持つタイトルで、2人の選手がタッグとして最強を証明するために争う。

王座決定トーナメントを経て初代王者となったのは、愛川ゆず季と美闘陽子の「BY砲」
以来、紫雷イオ&岩谷麻優の”サンダーロック”、ジュリア&朱里の”アリカバ”、中野たむ&なつぽいの”メルティア”、舞華&ひめかの”舞ひめ”などの名タッグが生まれた。

防衛戦は国内大会のみならず、海外ツアーでも行われたこともある。2020年代以降は女子プロレス人気の高まりとともにタイトル価値も上昇し、タッグ王者になった選手がシングルで活躍することも多い。

ゴッデス・オブ・スターダム王座 歴代王者

歴代のゴッデス・オブ・スターダム王座と、主な記録を集計。
防衛頻度は、防衛戦を何日ペースで行っているかの平均日数。少なければ少ないほど頻繁にタイトルマッチを行っている。

歴代王者一覧
歴代王者(年齢)獲得日防衛数日数防衛頻度
初代愛川 ゆず季(28)
美闘 陽子(24)
11.11.272364121.3
2夏樹☆たいよう(28)
世Ⅳ虎(19)
12.11.25311228
3木村 響子(35)
ヘイリー・ヘイトレッド(29)
13.3.1704343
4KAIRI(24)
翔月 なつみ(24)
13.4.2907777
5高橋 奈七永(34)
脇澤 美穂(33)
13.7.15119597.5
6木村 響子(36)
アルファ・フィーメル(31)
14.1.26319649
7高橋 奈七永(35)
KAIRI(25)
14.8.10326967.3
8紫雷 イオ(24)
岩谷 麻優(22)
15.5.61040737
9木村 響子(39)
花月(23)
16.6.16218963
10美闘 陽子(30)
KAIRI(28)
16.12.2217336.5
11松本 浩代(31)
ジャングル叫女(25)
17.3.5210836
12花月(24)
木村 花(19)
17.6.21834738.6
13岩谷 麻優(25)
鹿島 沙希(25)
18.6.3311929.8
14ジャングル叫女(27)
刀羅 ナツコ(27)
18.9.3005454
15渡辺 桃(18)
林下 詩美(20)
18.11.23623433.4
16ジャングル叫女(28)
小波(23)
19.7.15318847
17ビー・プレストリー(23)
ジェイミー・ヘイター(24)
20.1.19118994.5
18林下 詩美(21)
上谷 沙弥(23)
20.7.26215351
19小波(24)
ビー・プレストリー(24)
20.12.2615025
20舞華
ひめか(23)
21.2.1424916.3
21ジュリア(27)
朱里(32)
21.4.4428056
22葉月(24)
コグマ(23)
22.1.927625.3
23渡辺 桃(22)
スターライト・キッド
22.3.2614020
24葉月(24)
コグマ(24)
22.5.5410821.6
25中野 たむ(34)
なつぽい(27)
22.8.21213043.3
26高橋 奈七永(44)
優宇(31)
22.12.29211538.3
27MIRAI(23)
壮麗 亜美(26)
23.4.2326321
28白川 未奈(35)
マライヤ・メイ(24)
23.6.2514924.5
29安納 サオリ(32)
なつぽい(28)
23.8.13111155.5
30林下 詩美(25)
上谷 沙弥(27)
23.12.2111959.5
31鈴季 すず(21)
星来 芽依(21)
24.3.3023612
32葉月(26)
コグマ(26)
24.5.525518.3
33朱里(35)
小波(27)
24.6.2902424
34渡辺 桃(24)
テクラ(31)
24.7.23115979.5
35羽南(20)
飯田 沙耶(27)
24.12.29520734.5
36刀羅 ナツコ(34)
琉悪夏(20)
25.7.2419346.5

記録チャンピオン
最年少記録18歳渡辺 桃
最年長記録44歳高橋 奈七永
最大戴冠回数3回葉月&コグマ
最大防衛回数10回紫雷 イオ&岩谷 麻優
通算最大防衛回数10回紫雷 イオ&岩谷 麻優
最短防衛期間24日朱里&小波
最長防衛期間407日紫雷 イオ&岩谷 麻優
通算最長防衛期間407日紫雷 イオ&岩谷 麻優

最大戴冠数は“FWC”の葉月&コグマ。さすが名タッグだ。

そして、最大防衛数、最長防衛期間ともに“サンダーロック”の紫雷イオ&岩谷麻優がダントツとなっている。1回の戴冠にもかかわらず記録は総なめ。いかにタッグとして強かったかがわかる。1年以上、ゴッデス・オブ・スターダムのタイトルマッチがメインイベントとなっていた。今は両選手ともWWE、マリーゴールドのトップ選手となっている。

そして、個人で見ると渡辺桃選手がなんと18歳の最年少で獲得。渡辺桃がいかに早熟な選手なのかがわかる。

ゴッデス・オブ・スターダム王座 全防衛戦一覧

ゴッデス・オブ・スターダム王座のすべてのタイトルマッチを記載。初代王者の戴冠から最新の王者・まで、すべてのタイトル移動・防衛戦を記録している。

タッグは基本的に同じユニットで組む。このリストを辿れば、変化の早いスターダムのユニットの歴史も見えてくる。

王者日付防衛数対戦相手
 愛川 ゆず季 & 美闘 陽子11.11.27獲得世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう
12.3.201世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう
12.5.272脇澤 美穂 & 高橋 奈七永
 世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう12.11.25獲得KAIRI & 翔月 なつみ
12.12.241夕陽 & 松本 浩代
13.1.202岩谷 麻優 & 紫雷 イオ
13.2.103脇澤 美穂 & 高橋 奈七永
 ヘイリー・ヘイトレッド & 木村 響子13.3.17獲得世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう
 KAIRI & 翔月 なつみ13.4.29獲得ヘイリー・ヘイトレッド & 木村 響子
 脇澤 美穂 & 高橋 奈七永13.7.15獲得世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう
13.12.231安川 惡斗 & 木村 響子
 アルファ・フィーメル & 木村 響子14.1.26獲得脇澤 美穂 & 高橋 奈七永
14.3.161KAIRI & 高橋 奈七永
14.5.32岩谷 麻優 & 脇澤 美穂
14.7.203彩羽 匠 & 紫雷 イオ
 KAIRI & 高橋 奈七永14.8.10獲得アルファ・フィーメル & 木村 響子
14.11.31世Ⅳ虎 & 紫雷 イオ
14.12.232世羅 りさ & 彩羽 匠
15.2.223ハドソン・インヴィー & 木村 響子
 岩谷 麻優 & 紫雷 イオ15.5.6獲得KAIRI & チェルシー
15.6.141スター・ファイヤー & ニッキー・ストーム
15.7.112チェルシー & メリッサ
15.9.53ハドソン・インヴィー & ロサ・ネグラ
15.9.234DASH・チサコ & 仙台 幸子
15.11.85サンタナ・ギャレット & 松本 浩代
16.1.106ジャングル叫女 & 渡辺 桃
16.2.127ケイトリン・ダイヤモンド & バイパー
16.3.218KAIRI & 里村 明衣子
16.4.29松本 浩代 & 花月
 木村 響子 & 花月16.6.16獲得岩谷 麻優 & 紫雷 イオ
16.8.51クリス・ウルフ & リア・ヴォーン
16.12.42サンダー・ロサ & ハリデッド
 KAIRI & 美闘 陽子16.12.22獲得木村 響子 & 花月
17.1.151ケイ・リー・レイ & ニクソン・ニューウェル
 ジャングル叫女 & 松本 浩代17.3.5獲得KAIRI & 美闘 陽子
17.4.91紫雷 イオ & 葉月
17.5.142ジェシカ・ハヴォク & テッサ・ブランチャード
 木村 花 & 花月17.6.21獲得ジャングル叫女 & 松本 浩代
17.7.161ジャングル叫女 & 葉月
17.9.232バイパー & 紫雷 イオ
17.11.193ケリー・クライン & ビー・プレストリー
17.12.244ジャングル叫女 & 刀羅 ナツコ
18.1.55渡辺 桃 & 葉月
18.2.186中野 たむ & 岩谷 麻優
18.3.317ファビー・アパッチェ & マリー・アパッチェ
18.4.228シャーダネー & ビー・プレストリー
 岩谷 麻優 & 鹿島 沙希18.6.3獲得木村 花 & 花月
18.6.241夏 すみれ & 葉月
18.7.222小波 & 渡辺 桃
18.9.13スターライト・キッド & 中野 たむ
 ジャングル叫女 & 刀羅 ナツコ18.9.30獲得岩谷 麻優 & 鹿島 沙希
 林下 詩美 & 渡辺 桃18.11.23獲得ジャングル叫女 & 刀羅 ナツコ
18.12.241中野 たむ & 鹿島 沙希
19.1.272ジャングル叫女 & 刀羅 ナツコ
19.2.173岩谷 麻優 & 星輝 ありさ
19.3.214アンドラス宮城 & 夏 すみれ
19.6.165刀羅 ナツコ & 葉月
19.6.226ボビー・タイラー & 木村 花
 ジャングル叫女 & 小波19.7.15獲得林下 詩美 & 渡辺 桃
19.7.241アンドラス宮城 & 花月
19.11.242中野 たむ & 星輝 ありさ
19.12.143スターライト・キッド & 里歩
 ジェイミー・ヘイター & ビー・プレストリー20.1.19獲得ジャングル叫女 & 小波
20.3.81林下 詩美 & 渡辺 桃
 上谷 沙弥 & 林下 詩美20.7.26獲得ジャングル叫女 & 小波
20.10.31ひめか & 舞華
20.11.142AZM & 渡辺 桃
 ビー・プレストリー & 小波20.12.26獲得上谷 沙弥 & 林下 詩美
21.1.301なつぽい & ひめか
 ひめか & 舞華21.2.14獲得ビー・プレストリー & 小波
21.3.31刀羅 ナツコ & 鹿島 沙希
21.3.142ウナギ・サヤカ & 白川 未奈
 ジュリア & 朱里21.4.4獲得ひめか & 舞華
21.5.21AZM & 渡辺 桃
21.5.152スターライト・キッド & 岩谷 麻優
21.7.43コグマ & 岩谷 麻優
21.7.224上谷 沙弥 & 林下 詩美
 コグマ & 葉月22.1.9獲得ジュリア & 朱里
22.1.291ひめか & 舞華
22.2.232ウナギ・サヤカ & 白川 未奈
 スターライト・キッド & 渡辺 桃22.3.26獲得コグマ & 葉月
22.4.101ジュリア & テクラ
 コグマ & 葉月22.5.5獲得スターライト・キッド & 渡辺 桃
22.5.281ジュリア & 桜井 まい
22.6.112フキゲンです★ & 鹿島 沙希
22.7.23MIRAI & 壮麗 亜美
22.7.244MIRAI & 壮麗 亜美
 なつぽい & 中野 たむ22.8.21獲得コグマ & 葉月
22.9.111MIRAI & 壮麗 亜美
22.11.32スターライト・キッド & 渡辺 桃
 優宇 & 高橋 奈七永22.12.29獲得なつぽい & 中野 たむ
23.2.41ひめか & 舞華
23.3.102刀羅 ナツコ & 琉悪夏
 MIRAI & 壮麗 亜美23.4.23獲得優宇 & 高橋 奈七永
23.5.41コグマ & 葉月
23.5.272刀羅 ナツコ & 渡辺 桃
 マライヤ・メイ & 白川 未奈23.6.25獲得MIRAI & 壮麗 亜美
23.7.21壮麗 亜美 & 朱里
 なつぽい & 安納 サオリ23.8.13獲得マライヤ・メイ & 白川 未奈
23.9.31星来 芽依 & 鈴季 すず
 上谷 沙弥 & 林下 詩美23.12.2獲得メーガン・ベーン & 舞華
23.12.291刀羅 ナツコ & 渡辺 桃
 星来 芽依 & 鈴季 すず24.3.30獲得上谷 沙弥 & 林下 詩美
24.4.211世羅 りさ & 柊 くるみ
24.4.272スターライト・キッド & 琉悪夏
コグマ & 葉月
AZM & 天咲 光由
 コグマ & 葉月24.5.5獲得星来 芽依 & 鈴季 すず
24.5.121AZM & 天咲 光由
24.6.222羽南 & 飯田 沙耶
 小波 & 朱里24.6.29獲得コグマ & 葉月
 テクラ & 渡辺 桃24.7.23獲得小波 & 朱里
24.9.281朱里 & 鹿島 沙希
 羽南 & 飯田 沙耶24.12.29獲得テクラ & 渡辺 桃
25.2.241星来 芽依 & 鈴季 すず
25.3.222向後 桃 & 岩谷 麻優
25.4.273コグマ & 葉月
25.6.214なつぽい & 安納 サオリ
25.6.255SAKI & 水森 由菜
 刀羅 ナツコ & 琉悪夏25.7.24獲得羽南 & 飯田 沙耶
時間タイトルマッチ
平均試合時間 0:16:56
最短試合時間 0:07:15ひめか & 舞華 vs 刀羅 ナツコ & 鹿島 沙希
最長試合時間 0:30:00コグマ & 葉月 vs MIRAI & 壮麗 亜美

タッグ変遷では渡辺桃選手が色々な選手と組んで挑戦をしている。ジャングル叫女、葉月、小波、林下詩美、AZM、スターライト・キッド、刀羅ナツコ、テクラ。渡辺桃がスターダムで色々と経ているのがわかる。

また、岩谷麻優選手も色々な選手と組んでいる。紫雷イオ、脇澤美穂、中野たむ、鹿島沙希、星輝ありさ、スターライト・キッド、コグマ、向後桃。こちらも長い歴史と若手育成の心意気を感じる。

また、短期政権で終わってしまったけど、白川未奈&マライア・メイはAEWでもメインストーリーとなるくらいとんでもなくゴージャスなタッグだった。もうちょっとスターダムで見ていたかった。スターダムのリングは世界に通用する戦いである。今後もタッグ戦線から目を離してはいけない。

ゴッデス・オブ・スターダム王座 タイトルマッチ回数 TOP30

ゴッデス・オブ・スターダム王座のタイトルマッチが多い選手は誰なのか?
タイトルマッチ数が多い選手でランキングを集計!

RankNAMECOUNT
1岩谷 麻優23
2渡辺 桃23
3葉月22
4コグマ18
5林下 詩美17
6紫雷 イオ16
7ジャングル叫女16
8花月16
9高橋 奈七永14
10木村 響子13
11小波12
12KAIRI12
13木村 花11
14刀羅 ナツコ10
15朱里10
16世Ⅳ虎9
17鹿島 沙希9
18ジュリア8
19なつぽい8
20飯田 沙耶8
21スターライト・キッド8
22ひめか8
23壮麗 亜美8
24羽南8
25上谷 沙弥8
26夏樹☆たいよう8
27中野 たむ8
28舞華8
29松本 浩代7
30ビー・プレストリー7

岩谷麻優、渡辺桃が1位タイ。現役スターダムの選手が入ってくれているのはとても嬉しい。渡辺桃選手はまだまだ記録を伸ばす可能性が十分にありそうだ。

続いて、葉月、コグマがランクイン。コグマ選手に関しては、18回のうち初回のみ岩谷選手とタッグを組んでいるが、それ以外はすべて葉月選手をパートナーとしている。FWCの絆の強さを感じる。もっと二人に無双してもらいたい。

ゴッデス・オブ・スターダム王座 選手別勝率 TOP30

ゴッデス・オブ・スターダム王座のタイトルマッチに強い選手は誰なのか?
タイトルマッチの勝率でランキング集計!

RankPlayerRate
1愛川 ゆず季3300100%
2ジェイミー・ヘイター2200100%
3美闘 陽子651083.3%
4木村 花1192081.8%
5アルファ・フィーメル541080%
6花月16124075%
7羽南862075%
8飯田 沙耶862075%
9優宇431075%
10林下 詩美17125070.6%
11安納 サオリ321066.7%
12マライヤ・メイ321066.7%
13高橋 奈七永1495064.3%
14紫雷 イオ16106062.5%
15ジュリア853062.5%
16なつぽい853062.5%
17上谷 沙弥853062.5%
18木村 響子1385061.5%
19岩谷 麻優23149060.9%
20朱里1064060%
21KAIRI1275058.3%
22小波1275058.3%
23ビー・プレストリー743057.1%
24コグマ18107155.6%
25ジャングル叫女1688050%
26夏樹☆たいよう844050%
27星来 芽依633050%
28鈴季 すず633050%
29テクラ422050%
30ヘイリー・ヘイトレッド211050%

ゴッデス・オブ・スターダム王座の勝率TOPは、初代・愛川ゆず季、第17代・ジェイミー・ヘイターの二人で、勝率100%。1発でチャンピオンとなって負けなしでタイトル返上をしているため、勝率100%となっている。今後もこの記録が抜かれることはなさそうだ。

上位ランクで現役選手は、羽南&飯田沙耶のwin☆goriがランクイン。名タッグ誕生で長期政権になるのかと思いきや、半年でチャンピオンの座を明け渡してしまった。残念。

まとめ

ゴッデス・オブ・スターダム王座は、スターダムにおける“タッグの頂点”として、数々の名勝負とドラマを生み出してきた。創設初期の「BY砲」から「サンダーロック」「FWC」「meltear」「CRAZY STAR」など、時代ごとにチームの個性と絆がぶつかり合い、女子プロレスの進化を象徴してきた存在でもある。

データで見ると、紫雷イオ&岩谷麻優の“サンダーロック”が防衛数・在位日数ともに圧倒的。
一方で、葉月&コグマの“FWC”や、中野たむ&なつぽいの“meltear”、鈴季すず&星来芽依の“CRAZY STAR”といった新世代タッグも強烈な存在感を放っている。

また、個人では渡辺桃のように多くのパートナーとタッグを組みながらも結果を残し続ける選手も多く、タッグ戦線がいかにスターダムの選手育成やストーリー形成に直結しているかが見えてくる。

ゴッデスのリングには「ユニットを超えた友情」「一夜限りの共闘」「涙の別れ」など、タッグならではの感情と瞬間が詰まっている。それこそが、この王座が10年以上も愛され続けている理由だろう。

これからも、新たな女神たちの物語がリングで生まれるはずだ。
次に王座を手にするのは、どのタッグか――その瞬間を見逃すな。
では、素晴らしきプロレスライフを!