高橋ヒロム vs 石森太二|過去の対戦成績とキャリア比較【全記録】

データで楽しむプロレス

新日ジュニアのトップに君臨する高橋ヒロムと石森太二

世界中を飛び回って、アグレッシブに発信を続けるヒロム選手。隙さえあれば虎視眈々とトップを狙い続ける石森選手。ヒロム選手の存在感が増せば増すほど、石森選手の沈黙に期待感を高まらせる。二人はまるで光と影のような対照的な存在だ。

メキシコにプロレスの基礎がある二人の対戦成績や基本スペックを徹底比較してみた。二人の戦いがより楽しめるに違いない。

徹底比較!プロフィール

年齢的とキャリア的でみると、石森選手の方がヒロム選手より断然先輩である。
年齢は7歳差、キャリアにおいては8年差である。デビュー時はヒロム選手が20歳、石森選手が19歳。経験という点だと、石森選手の方が圧倒的に有利だ。

2人ともデビューへの道は、容易ではなかった。
ヒロム選手は2008年、新日本プロレスの入門テストに不合格、翌年2009年に再度挑戦するも仮合格となりなんとか入門。一方、石森選手はメキシコに渡りたかったが資金が不足。しかし、『闘龍門』で特待生として学費免除してなんとかメキシコへ渡航。2人ともそれぞれの困難を乗り越えて、プロレスラーとしてデビューの道へ進めたのである。

そして、今や二人のタイトル経歴は凄まじい。(2023.11.1時点)
ヒロム選手はIWGPジュニアヘビー5回、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア4回優勝
石森選手はIWGPジュニアヘビー3回、IWGPタッグ3回、他団体でもX-Division王座1回、GHCジュニアヘビー3回、GHCジュニアタッグ6回…etc。石森選手の万能っぷりが際立つ。

フィジカル的にはヒロム選手の方が優位に立っている。身長は8cmの差があり、体重差では13kgもある。しかし、その差を全く感じさせないほど石森選手の筋肉は完璧だ。マッスルチワワと言われる所以。体格の違いは、実際のところ問題ないはずだ。

そして、血液型はヒロム選手がA型で、石森選手はO型。どうでもいいけどイメージは逆だ。

年齢は石森太二が7歳上。 キャリアは石森太二が9年長い高橋ヒロムが体格で優位(体重差13kg)。

高橋ヒロム石森太二
キャッチコピーTICKING TIME BOMBBONE SOLDIER
ユニット-Unbound Co.
生年月日1989/12/41983/2/10
年齢36歳43歳
出身地東京都宮城県
デビュー2010/8/242002/5/11
デビュー相手vs エル・デスペラードvs 橋本史之
キャリア15年目24年目
身長171 cm163 cm
体重88 kg75 kg
血液型A型O型

ヒロム選手の固有スキルは「ハッスル」。石森選手の固有スキルは「マッスル」だ。
パワー、スタミナ、スピードは互角。しかし、テクニックでは石森選手が優れ、フィニッシュに向けて緻密な試合展開をしていく。それに対し、ヒロム選手はその緻密さを壊し、盛大なパフォーマンスを交えながら新しい展開を作り出すだろう。

二人の闘いは、単なる力や技術の競い合いではなく、相手の意図を読み解き、先を見越して動く試合展開になる。ヒロム選手の自由奔放さと、石森選手の強かな計算高さ。どちらが最終的に相手を”飲み込む”のかがポイントとなるだろう。

徹底比較!シングルマッチ勝率

シングル勝率は石森太二が明確に優勢(15.8pt差)。 シングル勝利数は高橋ヒロムが上回る(39差)。 タイトルマッチ経験は高橋ヒロムが豊富(15差)。

高橋ヒロム石森太二
シングル試合数272136
シングル勝利数12182
シングル勝率44.5%60.3%
メインイベント数5327
メインイベント率19.5%19.9%
シングルタイトルマッチ回数3015
総試合時間56:31:2228:28:49
平均試合時間 0:12:28 0:12:33

シングルマッチの勝率推移

高橋ヒロムの方が上り調子。

シングルマッチのメインイベント率の推移

※集計期間:2007.5〜2026.5.31(新日、STARDOM)

シングルマッチの勝率を年ごとにまとめてみたが、グラフがかなり見づらい。
2019年はヒロム選手の頸椎骨折により1年5ヶ月欠場しているため、グラフが途切れている。

全体のシングルマッチの全体の勝率は、石森選手が上回っている。ただ、これは石森選手は新日本プロレス中途採用組だからだ。逆にヒロム選手の勝率が低いのは、若手時代の戦績が含まれているためである。

シングルマッチの勝率推移のグラフを見ると、ヒロム選手が欠場している2019年あたりから石森選手の勝率が上がっているが、ヒロム選手が復帰してから勝率がガクンと落ちている。特に2021年の石森選手の勝率は激減している。これはベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで5敗を喫してしまったのが大きい。田口選手とのスペシャルシングルマッチでも負けている。石森選手は田口監督や金丸選手のようなトリッキーな選手にめっぽう弱い

次にメインイベント率を見てみよう。メインイベント率が高いということは、その年の調子がいいということ。2022年には石森選手のメインイベント率がヒロム選手よりも高いが、それ以外ではヒロム選手がメインイベント率では圧倒的に高い。勢いや存在感では、ヒロム選手が常に絶好調。

高橋ヒロム vs 石森太二 対戦成績

全体では高橋ヒロムが勝ち越し。
フィニッシュはTIME BOMBが3回で最も多い。
二人はなんと『BEST OF THE SUPER Jr.』で6回も戦っている。

高橋ヒロムVS石森太二
7 win0draw4 win
25.9.28 神戸ワールド記念ホール
GHCジュニアヘビー王座
11分30秒TIME BOMB
24.5.31 後楽園ホール
『BEST OF THE SUPER Jr.』
20分10秒ブラディークロス
23.11.4 エディオンアリーナ大阪
IWGPジュニアヘビー級王座
20分38秒名も無きヒロムロール
23.5.21 後楽園ホール
『BEST OF THE SUPER Jr.』
10分31秒レフェリーストップ
22.6.21 後楽園ホール
IWGPジュニアヘビー級王座
36分20秒ブラディークロス
22.5.31 富山産業展示館・テクノホール
『BEST OF THE SUPER Jr.』
22分30秒レフェリーストップ
21.11.27 藤沢市秋葉台文化体育館
『BEST OF THE SUPER Jr.』
25分36秒Bone Lock
21.1.5 東京ドーム
IWGPジュニアヘビー級王座
25分31秒TIME BOMBⅡ
20.11.15 ドルフィンズアリーナ
『BEST OF THE SUPER Jr.』
20分6秒TIME BOMB
20.8.29 明治神宮野球場
IWGPジュニアヘビー級王座
13分30秒Bone Lock

(2023.11.1 コメント更新)※上記の対戦成績の表は更新されていきます
二人の戦いは、『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』か『IWGPジュニアヘビー』の舞台で繰り広げられる。新日ジュニアの重要な戦いの場だ。

全対戦成績はヒロム選手の方が勝ち越している。
しかし、試合の種別別でみると異なる傾向が見られる。『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』ではヒロム選手が4勝1敗で圧倒しているが、『IWGPジュニアヘビー級選手試合』では1勝2敗と石森選手に負け越している。タイトルマッチの場面は石森選手の方がよいパフォーマンスを発揮しているようだ。

高橋ヒロム vs 石森太二 のベストバウト

高橋ヒロム vs 石森太二のベストバウトとしては、初対決でのベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝決定戦をピックアップ。NJPW WORLDで視聴可能だ。

後楽園ホール全体を使った激しい戦いで会場は大熱狂。そして、セコンドには海野選手、辻選手、成田選手、オーカーン選手に似ている選手などが。

髙橋ヒロム VS 石森太二
2018.6.4 後楽園ホール「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦

https://njpwworld.com/p/s_series_00484_10_07

まとめ

新日ジュニアを象徴するヒロム選手と石森選手という二人の選手の対戦成績、プロフィールなどを比較してみた。より二人の対戦が楽しみになってくる。

今やジュニアの顔としてノリにノっている高橋ヒロム選手。その勢いが増すほどに、石森選手も強大なライバルとしてヒロム選手の前に立ちふさがるだろう。この二人のタイトルマッチは、最後の一瞬までどちらが勝利するかわからない、緊張感のある戦いになること間違いなし!

それでは、一緒に素晴らしきプロレスライフを!