【金丸義信】ノブおじ完全攻略ガイド<キャリア・プロフィール・対戦成績 etc>

選手名鑑

「ノブおじ」という愛称でファンに親しまれる、いぶし銀のレスラー、金丸義信選手。

決して派手な選手ではないし、今ではリングの主役に立つことも少ないかもしれない。しかし、彼の経験と実績はとんでもない。数々のタイトルを獲得してきたキャリア30年近い超ベテランだ。

金丸選手が語るプロレス観。それは「タイミングと緩急」だ。これは彼のプロレスを、実に上手く表現している。派手さはなくとも、技の精度とタイミング。試合後半のたたみかけの緩急のある攻防。まさに職人。

そんな金丸選手のプロレス人生が、どのようなタイミングと緩急になっているのか、経歴や対戦成績から紐解いてみたい。

金丸義信

ヒールマスター
団体新日本プロレス
ユニットHOUSE OF TORTURE
生年月日1976/9/23 ( 47 才)
出身地山梨県/甲府市
デビュー1996/7/6 ( 27 年)
デビュー戦浅子覚&志賀賢太郎
得意技タッチアウト、ディープインパクト、ムーンサルト、ウイスキーミスト
身長173 cm
体重85 kg
血液型O 型
入場曲SLY BOOTS
Twitter@kmaru0923
好きなものウイスキー、フルーツ、わらび餅、そば、パチンコ

金丸 義信のパラメータ

総合点 42/60点

金丸選手はとにかく上手い。プロレステクニックが抜きん出ている。そのプロレスのうまさは、他の選手からも一目置かれている。

徹底的な膝攻め、ラフファイトを見せたかと思えば、ムーンサルトやスイングDDTを華麗に見せる。タッグマッチでの視野の広さ、立ち回りの巧みさ、カットのタイミングも見事の一言。彼の技の一つ一つに、精密機械のような的確さがあり、受け身も超一流。大技をくらったら一度伸び上がってから倒れる。プロレスの極意を知り尽くしている。とても、アラフィフの男の動きとは思えない

金丸選手のヒールのスタンスは一貫している。観客にパフォーマンスをすることはほぼないが、そのレスリングスタイルは変わることがない。SANADAが「Just 5 Guys」に加入し、ユニットのヒール感がなくなるや否や、長年の仲間を裏切り、悪名高き「HOUSE OF TORTURE」に加わる。まさに「悪くて上手い男」。それが金丸義信だ。

金丸選手といえば、忘れてはならないのが、「酒」。入場時には「サントリーの角瓶」を手放さない。金丸選手と酒は切っても切り離せない関係なのだ。金丸選手のブログタイトルも「飲酒生活」。酒と共に歩むプロレス人生を送っている。金丸選手の飲酒度はMAX10だ。

金丸義信の必殺技『タッチアウト』

金丸 義信のムーブ

コールのとき

ウイスキーを口から噴射させる

先月までの最新試合結果

※新日本、スターダムでの試合限定
2024.5.30 後楽園ホール
『BEST OF THE SUPER Jr.』
クラーク・コナーズ
VS 金丸 義信
0:03:20 リングアウト
2024.5.28 キラメッセぬまづ
外道
クラーク・コナーズ
VS 高橋 裕二郎
金丸 義信
0:06:40 ピンプジュース
2024.5.26 国立代々木競技場
『BEST OF THE SUPER Jr.』
ティタン
VS 金丸 義信
0:08:48 サムソンクラッチ

金丸 義信の年表

年月日できごと
1996.7.6全日本プロレスでデビュー
2000.1.22金丸が全日本プロレス『あすなろ杯』優勝
2000.7.28金丸、井上組が第7代『WEWタッグ王者』初戴冠
2000.8.5『プロレスリング・ノア』に移籍
2001.6.24金丸が初代『GHCジュニアヘビー級王座』初戴冠
2002.8.29金丸、菊地組が第9代『IWGPジュニアタッグ王座』初戴冠
2005.6.5金丸、杉浦組が第2代『GHCジュニアヘビー級タッグ王座』初戴冠
2008.7.13金丸、鈴木鼓太郎組が第10代『GHCジュニアヘビー級タッグ王座』初戴冠
2009.10.15金丸、鈴木鼓太郎組が『ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦』優勝
2011.5.25金丸、KENTA組が第14代『GHCジュニアヘビー級タッグ王座』初戴冠
2012.12.24『プロレスリング・ノア』を退団
2013.2.23全日本プロレスに参戦、第35代『世界ジュニアヘビー級王座』初戴冠
2013.7.5『全日本プロレス』に正式入団
2014.1.26金丸、秋山組が第93代『アジアタッグ王座』初戴冠
2015.3.22金丸、ウルティモ・ドラゴン組が第97代『アジアタッグ王座』初戴冠
2015.12.15『全日本プロレス』を退団し、フリー
2016.1.31プロレスリング・ノアで『鈴木軍』に加入
2017.1.5鈴木軍として『新日本プロレス』に参戦
2017.3.6金丸、タイチ組が第50代『IWGPジュニアタッグ王座』初戴冠
2018.3.6金丸、デスペラード組が第57代『IWGPジュニアタッグ王座』初戴冠
2021.8.17金丸、デスペラード組が第9回『SUPER Jr. TAG LEAGUE』優勝
2023.1.5新ユニット『Just 4 Guys』結成
2023.9.24金丸が『Just 5 Guys』を裏切り『HOUSE OF TORTURE』に加入
2023.9.24金丸義信が『Just 5 Guys』を脱退し、『HOUSE OF TORTURE』に加入

金丸選手は「全日本プロレス」「プロレスリング・ノア」「新日本プロレス」とメジャー3団体を渡り歩いている。プロレスだけでなく、団体の渡り歩きも上手い。

全ての団体でタイトルを獲得。まさに超ベテランだ。GHCジュニアヘビー級王座の戴冠回数7回、通算防衛記録28回の記録はいまだに破られていない。唯一、獲得できていないのがシングルのベルトが「IWGPジュニアヘビー級王座」だ。

タッグに関しては、メジャー3団体ですべてタイトルを獲得している。タイトルのみならずトーナメントも制覇。どんな相手とも息を合わせられる、タッグの名手でもある。シングルでもタッグでも結果を残しているバイプレイヤーなのだ。ノブおじはスゴイ!

30年近いキャリアを持ちながら、コンディションは常に絶好調。2002年に「IWGPジュニアタッグ王座」を初戴冠し、直近では2021年9月5にデスペラード選手と再び同タイトルを獲得。20年近くジュニアのトップ戦線で活躍し続けている。ノブおじはスゴイ!

えー、まとめます。
シングルでは、GHCジュニアヘビー7回、世界ジュニアヘビー級王座1回。タッグではGHCジュニアタッグ4回、アジアタッグ王座2回、IWGPジュニアタッグ6回。チャンピオンだった通算日数は4402日。12年間以上もなんらかのチャンピオンだったのだ。ノブおじはスゴすぎる!

酒がコンディションを整えるコツかもしれない。

金丸 義信の全対戦成績

年別の勝利数、敗北数、引分数、勝率の推移。
TotalWinLoseDrawRate
760391368151.4%
※集計期間:2007/5〜2024/5の新日、STARDOMの試合
合計試合時間144:13:21
平均試合時間 0:11:23

メインイベント回数の推移

年別のメインイベントの回数、メインイベント率をグラフ化。
メインイベント率が高いほど、メインイベンターとして重宝されている。
Main CountMain Rate
729.5%

フィニッシュホールドTOP5

金丸 義信選手のフィニッシュホールドを集計してランキング。
RankFinishCount
1ディープインパクト30
2足4の字固め17
3タッチアウト13
4サムソンクラッチ10
5逆エビ固め9

金丸選手の活躍っぷりは、安定しているようだ。新日本に本格参戦した2017年以降、勝率50%付近をキープ。試合数も大きく減少することもなく、安定している。(2020年はコロナで大会自体が少ないため減少)

注目したいのは、メインイベントの回数。やや増加傾向がある。2023年に激増しているのは、「Just 5 Guys」でメインを務める大会が多かった影響が大きい。メインイベント率は決して高いわけではないが、こちらは徐々に右肩上がりとなっている。ノブおじ人気と実力は未だ衰える気配はなさそうだ。

フィニッシュは「ディープインパクト」が多い。一方で、「タッチアウト」は新日ではあまり使われていない。金丸選手のフィニッシュは多彩だ。頭から落とす大技、ムーサルトの飛び技、足4の字の関節技に、さまざまな丸め込み。フィニッシュホールドの多さが、彼のプロレスの奥深さを物語っている。

金丸 義信のシングルマッチ勝率

シングルマッチの年別の勝利数、敗北数、引分数、勝率の推移。
TotalWinLoseDrawRate
863650041.9%
※集計期間:2007/5〜2024/5の新日、STARDOMの試合
合計試合時間14:28:59
平均試合時間 0:10:06

金丸 義信のシングル対戦TOP5

金丸 義信選手とシングル対戦数の多い順でランキング。
RankPlayerRate
1BUSHI624033.3%
2YOH514020%
3エル・デスペラード523040%
4石森 太二541080%
5高橋 ヒロム413025%

新日本プロレスでは、金丸選手はシングルマッチをあまりしない。ベルト争いや、「BEST OF SUPER Jr.」への優勝にも興味を示さない。

彼の興味は、自分より弱い奴に思い知らせたり、チャンピオンを窮地に陥れることにあるようだ。金丸選手個人としては、あまり欲がない。でも、たまに存在感をグッと出してくる。そこが金丸選手の魅力である。勝っても負けても、レスラーとして格が変わることがない、クレバーなポジションを築き上げている。

ただ、2020年以降は、勝率が右肩下がりとなっている。だが、なんでかしらないが、石森選手に対しては、やたら強さを発揮する。石森選手も天敵意識を持っている。新日以外での対戦成績を含めると金丸選手の13勝1敗。なんと勝率92%。そりゃ、石森選手も戦いたくはないわ。

金丸 義信のタッグマッチ勝率

タッグマッチの年別の勝利数、敗北数、引分数、勝率の推移。
※2人タッグのみの成績
TotalWinLoseDrawRate
19112566065.4%
※集計期間:2007/5〜2024/5の新日、STARDOMの試合
合計試合時間37:03:08
平均試合時間 0:11:38

金丸 義信のタッグパートナーTOP5

金丸 義信選手とタッグ組んだ回数順に、タッグパートナーをランキング。
※2人タッグのみの成績
RankPlayerRate
1エル・デスペラード896326070.8%
2DOUKI231310056.5%
3SHO19127063.2%
4タイチ1495064.3%
5鈴木 みのる12102083.3%

タッグマッチは、シングルマッチよりも勝率がよく、比較的安定している。金丸選手は、タッグプレイヤーに徹しているようだ。

2018年には、デスペラード選手と「IWGPタッグ王座」を獲得し、勝率83%と大きく伸ばした。その後、少し勝率が落ち込むが、2021年にデスペラード選手と「SUPER Jr. TAG LEAGUE」を制覇。3度目の「IWGPタッグ王座」を獲得。またもや、勝率を大きく伸ばしている。

デスペラード選手とのタッグが、金丸選手にとって最も多く、勝率もかなりいい。今後、SHO選手とのタッグがどこまで伸びるか注目だ。

金丸義信 ベストバウト

超個人的かつ評価の高い試合をピックアップ。金丸選手の技が光る試合をピックアップ。シングルでもよし、仲間と戦ってもよし、組んでもよし。

▼金丸義信 VS 高橋ヒロム
2023.4.27 広島サンプラザホール「IWGPジュニアヘビー級王座選手権」

▼金丸義信 VS エル・デスペラード
2021.11.29 後楽園ホール「BEST OF SUPER Jr.」公式戦

▼金丸義信&DOUKI VS フランシスコ・アキラ&TJP
2023.2.4 北海きたえーる「IWGPジュニアタッグ選手権」

まとめ

プロレスのジュニア界を代表するベテラン選手、金丸義信。

数々の実績を残しながらも、その存在は派手ではなく地味。まさにプロの職人として活躍している。20年もジュニアタッグのトップ戦線にいるというのは、すさまじいこと。

「なにも足さない、なにも引かない」サントリー山崎のような男である。持っているのはサントリーの角瓶だけど。

今後はSHO選手とのタッグで、どこまで勝率を伸ばしてくるのか注目したい。金丸選手は、どのようなタイミングと緩急で、新日ジュニアをかき乱してくれるのか期待だ

それでは、一緒に素晴らしきプロレスライフを!