「超人」という言葉がいちばん似合うプロレスラー。それがウィル・オスプレイ。
その佇まいもスターとしての貫禄があり、まさにヒーローそのもの。
オスプレイ選手の活躍、試合は、新日本プロレスの枠を超え、世界でリスペクトされ、今後も語り継がれることは間違いない。
そんな超人的スーパースター・オスプレイ選手の全貌をプロフィール、対戦成績などから網羅していきたい。デビューして1年ですぐにタイトルを戴冠している天才が、才能を爆発させてきた道を辿ってみよう。
もはや、オスプレイは人を超えている。ウィル・オスプレイはアベンジャーズの一員です。
それでは、オスプレイ選手の世界へ一緒に旅を始めよう!
ウィル・オスプレイ

プロフィール
団体 | AEW |
生年月日 | 1993/5/7 ( 32 才) |
出身地 | イングランド/エセックス州 |
デビュー | 2012/4/1 ( 13 年) |
得意技 | ストームブレイカー、オスカッター、ヒドゥンブレード |
身長 | 185 cm |
体重 | 105 kg |
入場曲 | Elevated |
@WillOspreay | |
willospreay | |
好きなもの | ヨークシャー・プディング、フル・ブレックファスト、ハイキング、トム・ハーディ |
ギャラリーと関連グッズ
▶️ 📸 ウィル・オスプレイのギャラリー(12枚)ウィル・オスプレイのパラメータ
オスプレイ選手にはほぼ死角がない。
ジュニアからヘビーに転向しているため、超重量級のパワーファイターと比較するとパワーはやや少ないものの、打撃の威力やえげつなさは多くのレスラーをノックダウンしてきた。
シングルマッチでは驚異的なスタミナを誇る。対戦相手の全ての技を食らってもカウントを跳ね返し、試合終盤でも動体視力が追いつかないスピードで動く。必殺技である「ストームブレイカー」は常人には理解できないスピードで、なんかクルクルしてドンってなる。何度見ても一度も目が追いつかない。
相手の技も、瞬時にアンビリーバボーに切り返す。特に着地してしまう確率は異常で、どんな技でも、どんな角度でもクルリと反転して着地してしまう。おそらく、オスプレイ選手ならマイティ・ソーの「ストームブレイカー」で殴られても着地してしまうことうけあい。とんでもないバランス感覚だ。着地率はMAX10だ。
ウィル・オスプレイの必殺技『ストームブレイカー』
ウィル・オスプレイの年表
年月日 | できごと |
---|---|
2012.4.4 | プログレス・レスリングでデビュー |
2013.6.15 | レボリューション・プロレスリングに参戦。第11代『RPWブリティッシュタッグ王座』初戴冠 |
2014.5.11 | フューチャー・プロレスリングに参戦。初代『FPWタッグ王座』に輝く |
2014.10.19 | 第9代『PRWブリティッシュ・クルーザー級王座』初戴冠 |
2016.3.3 | ウィル・オスプレイが『CHAOS』に加入 |
2016.6.7 | ウィル・オスプレイが『BEST OF THE SUPER Jr』に初出場初優勝 |
2017.10.9 | ウィル・オスプレイが第78代『IWGPジュニアヘビー級王座』初戴冠 |
2018.6.28 | 自身の団体『Frontline Wrestling』を旗揚げ。拳王、ファンタズモ、オージーオープン、ビープレストリーなどが参戦 |
2019.1.4 | ウィル・オスプレイが第23代『NEVER無差別級王座』初戴冠 |
2020.2.14 | ヘビー級への転向を宣言 |
2020.10.16 | ウィル・オスプレイが『CHAOS』脱退。グレート-O-カーンと共に『THE EMPIRE』を立ち上げ |
2021.1.6 | ユニット名『THE EMPIRE』を『UNITED EMPIRE』を改めることを宣言 |
2021.3.21 | ウィル・オスプレイが『NEW JAPAN CUP』初優勝 |
2021.4.4 | ウィル・オスプレイが第2代『IWGP世界ヘビー級王座』を初戴冠 |
2021.5.4 | 鷹木信悟との防衛戦で首を負傷し欠場。IWGP世界ヘビー級王座を返上 |
2022.6.12 | ウィル・オスプレイが第16代『IWGP USヘビー級王座』を初戴冠 |
2024.2.11 | オスプレイが新日本プロレス所属ラスト。ドッグパウンドケージマッチでWAR DOGSと64分の死闘 |
先月までの最新試合結果
2024.7.1 ニューヨーク州エルモント AEW世界選手権 | ||
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スワープ・ストリックランド | VS | ウィル・オスプレイ |
0:27:06 JMLドライバー |
2024.4.24 | ||
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ジェイ・ホワイト | VS | ダンテ・マーティン |
ペンタ・エル・セロ・ミエド | カイル・オライリー | |
ウィル・オスプレイ | ランス・アーチャー | |
コマンデル | ジェイ・リーサル | |
0:00:00 ヒドゥンブレイド |
2024.2.11 エディオンアリーナ大阪 | ||
---|---|---|
HENARE ジェフ・コブ ウィル・オスプレイ フランシスコ・アキラ TJP | VS | ドリラ・モロニー ゲイブ・キッド アレックス・コグリン デビッド・フィンレー クラーク・コナーズ |
1:04:05 オーバーキル |
ウィル・オスプレイの全対戦成績
全試合の総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。Total | Win | Lose | Draw | Rate |
---|---|---|---|---|
513 | 316 | 195 | 2 | 61.6% |
合計試合時間 | 120:15:57 |
平均試合時間 | 0:14:03 |
ウィル・オスプレイ選手は、これまで通算513試合に出場し、勝率61.6%。合計試合時間は120:15:57となっている。2021年に勝率81.7%とキャリア最高の勝率をあげている。
メインイベント回数の推移
年ごとのメインイベント出場数と、その年の全試合に対するメインの割合。グラフが高いほど、その年の「主役度」が高いことを意味する。
Main Count | Main Rate |
---|---|
142 | 27.7% |
いままでメインイベントを飾った回数は通算142回。なかでも2017年が35回とメインイベンターとして最も活躍していた。
フィニッシュホールドTOP5
ウィル・オスプレイ選手はどの技で勝っているのか。全試合のフィニッシュホールドを集計してランキング。Rank | Finish | Count |
---|---|---|
1 | ストームブレイカー | 80回 |
2 | オスカッター | 40回 |
3 | ヒドゥンブレード | 26回 |
4 | リープ・オブ・フェイト | 2回 |
5 | レフェリーストップ | 2回 |
ウィル・オスプレイのシングルマッチ勝率
シングルマッチの総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。Total | Win | Lose | Draw | Rate |
---|---|---|---|---|
136 | 90 | 46 | 0 | 66.2% |
合計試合時間 | 43:52:40 |
平均試合時間 | 0:19:21 |
ウィル・オスプレイ選手のシングルマッチの成績は通算136試合に出場し、勝率66.2%。合計試合時間は43:52:40となっている。2021年に勝率90.9%とキャリア最高の勝率をあげている。
ウィル・オスプレイのシングル対戦TOP5
ウィル・オスプレイ選手と因縁の多い選手は誰なのか。シングル対戦数の多い順でランキング。Rank | Player | 計 | 勝 | 敗 | 分 | Rate |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オカダ・カズチカ | 9 | 2 | 7 | 0 | 22.2% |
2 | エル・ファンタズモ | 6 | 4 | 2 | 0 | 66.7% |
3 | ザック・セイバーJr. | 5 | 2 | 3 | 0 | 40% |
4 | タイチ | 5 | 3 | 2 | 0 | 60% |
5 | KUSHIDA | 5 | 2 | 3 | 0 | 40% |
最も多くシングルで戦った相手はオカダ・カズチカで通算9回。3戦以上戦って一番勝率のいい対戦相手はエル・ファンタズモで勝率66.7%。最も勝率の悪い対戦相はオカダ・カズチカで勝率22.2%。
ウィル・オスプレイのタッグマッチ勝率
タッグマッチの総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。Total | Win | Lose | Draw | Rate |
---|---|---|---|---|
97 | 56 | 39 | 2 | 57.7% |
合計試合時間 | 18:47:33 |
平均試合時間 | 0:11:37 |
ウィル・オスプレイ選手はタッグマッチの成績は通算97試合に出場し、勝率57.7%。合計試合時間は18:47:33となっている。2020年に勝率100%とキャリア最高の勝率をあげている。
ウィル・オスプレイのタッグパートナーTOP5
ウィル・オスプレイ選手と多くタッグ組んだ選手は誰なのか。タッグ回数順に、タッグパートナーをランキング。Rank | Player | 計 | 勝 | 敗 | 分 | Rate |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | グレート-O-カーン | 21 | 17 | 2 | 2 | 81% |
2 | オカダ・カズチカ | 11 | 7 | 4 | 0 | 63.6% |
3 | ロビー・イーグルス | 11 | 7 | 4 | 0 | 63.6% |
4 | 石井 智宏 | 7 | 4 | 3 | 0 | 57.1% |
5 | HENARE | 7 | 3 | 4 | 0 | 42.9% |
最も多く組んだパートナーはグレート-O-カーンで通算21回。5戦以上組んで一番勝率のいいパートナーはグレート-O-カーンで勝率81%。最も勝率の悪いパートナーはHENAREで勝率42.9%。
ウィル・オスプレイベストバウト
超個人的かつ評価の高い試合をピックアップ。NJPW WORLDで見れる試合のみをチョイス。どれを見ても超人的な名勝負。特にケニー・オメガとの一戦は最高峰です。我慢できずにタッグマッチも紹介。
▼ケニー・オメガ VS ウィル・オスプレイ
2023.1.4 東京ドーム IWGP USヘビー級選手権試合
▼ウィル・オスプレイ VS 鷹木信悟
2019.6.5 両国国技館「BEST OF THE SUPER Jr.26」優勝決定戦
▼オカダ・カズチカ VS ウィル・オスプレイ
2022.8.18 日本武道館「G1 CLIMAX 32」優勝決定戦
▼ウィル・オスプレイ&棚橋弘至 VS ケニー・オメガ&飯伏幸太
2018.12.15 後楽園ホール
まとめ
ウィル・オスプレイ選手は今後どこまで羽ばたいて行ってしまうのか。
まだまだこれ以上の名勝負やドラマが生まれてくると考えると、ワクワクして朝も起きれない。
今後もこちらの記事では最新の試合データを1ヶ月ごとに集計。
ウィル・オスプレイ選手が世界に羽ばたいていく様をデータと共に見守っていきたい。
それでは、一緒に素晴らしきプロレスライフを!