『GODDESSES OF STARDOM』完全ガイドブック【決定版】:歴代優勝者と全対戦記録

データで楽しむプロレス

スターダムの年末に向けたイベントといえば、女子プロレス界屈指のタッグリーグ──『GODDESSES OF STARDOM(ゴッデス・オブ・スターダム)』

年々レベルが上がり続け、いまでは「シングルとは違う“タッグならではの強さ”が最も問われる舞台」として、世界中のファンから注目を集めるシリーズだ。

本記事では、歴代優勝チーム・優勝回数ランキング・出場回数TOP20・勝率ランキングTOP10まで、データをまとめて一気に振り返ってみる。
推しタッグの歴史を知るもよし、今後のシリーズ予習に役立てるもよし──スターダムのタッグ戦線の歴史を、サクッとご紹介しよう。


※集計期間:2007/5〜2025/10の新日、STARDOMの試合

『GODDESSES OF STARDOM』とは

『GODDESSES OF STARDOM』は、スターダムが毎年開催する女子プロレス最高峰のタッグリーグ戦だ。2011年に第1回が開催し、毎年10月後半から大会が開始される。初期は形式が定まっておらず、ワンデートーナメント戦になったりもした。今では複数ブロック制のリーグ戦を経て、各ブロックの首位同士が優勝決定戦に進む形式で行われることが多い。

ゴッデスが特に面白いのは、
・シングルでは見られない“タッグならではの協力技”
・長期シリーズだからこそ生まれるユニット間の駆け引き
・怪我・連戦・遠征など、コンディション管理が勝敗を左右するリアルさ
・毎年のように誕生する「即席タッグの化学反応」

といった要素が複雑に絡むところ。

また、このシリーズを通してゴッデス王座(タッグ王座)戦線がガラッと動くのも大きな特徴で、
「リーグで勢いづいたタッグが年末のタイトル戦へ突き進む」という流れはスターダムの季節風物詩ともいえる。

ここで優勝したタッグは、スターダムの歴史に名を刻むこととなる。なんなら1年に1組しか優勝しないため、ゴッデス・オブ・スターダム王者よりも獲得するのが難しいタイトルなのだ。

『GODDESSES OF STARDOM』歴代優勝者

回(年)優勝(年齢)準優勝(年齢)参加数
第1回
(2011)
愛川 ゆず季(28)
美闘 陽子(24)
夏樹☆たいよう(27)
世Ⅳ虎(18)
4
第2回
(2012)
夏樹☆たいよう(28)
世Ⅳ虎(19)
KAIRI(24)
翔月 なつみ(23)
8
第3回
(2013)
木村 響子(36)
安川 惡斗(27)
アルファ・フィーメル(31)
ザ・フィーメル・プレデター()
8
第4回
(2014)
高橋 奈七永(35)
KAIRI(26)
紫雷 イオ(24)
岩谷 麻優(21)
8
第5回
(2015)
紫雷 イオ(25)
岩谷 麻優(22)
松本 浩代(30)
サンタナ・ギャレット(27)
8
第6回
(2016)
美闘 陽子(29)
KAIRI(28)
紫雷 イオ(26)
岩谷 麻優(23)
8
第7回
(2017)
ケリー・クライン(31)
ビー・プレストリー(21)
美闘 陽子(30)
ジャングル叫女(26)
8
第8回
(2018)
渡辺 桃(18)
林下 詩美(20)
ビー・プレストリー(22)
シャーダネー()
12
第9回
(2019)
星輝 ありさ(24)
中野 たむ(31)
ビー・プレストリー(23)
ジェイミー・ヘイター(24)
12
第10回
(2020)
渡辺 桃(20)
AZM(18)
ジュリア(26)
舞華
10
第11回
(2021)
葉月(24)
コグマ(23)
渡辺 桃(21)
AZM(19)
12
第12回
(2022)
高橋 奈七永(43)
優宇(31)
林下 詩美(24)
上谷 沙弥(26)
16
第13回
(2023)
舞華
メーガン・ベーン(25)
鈴季 すず(21)
星来 芽依(21)
14
第14回
(2024)
羽南(20)
飯田 沙耶(27)
舞華
HANAKO(24)
18
【最年少優勝】- 渡辺 桃(18歳)
【最年長優勝】- 高橋 奈七永(43歳)
【最長決勝戦】- 高橋 奈七永&優宇 vs 林下 詩美&上谷 沙弥
(00:20:08 ラストライド)
【最短決勝戦】- 渡辺 桃&林下 詩美 vs ビー・プレストリー&シャーダネー
(00:08:35 アルゼンチンバックブリーカー)

いまだに複数回優勝しているチームはいない。スターダムのユニットの移動や移籍等が多いことも複数回優勝チームがいないことの原因でもある。新日本プロレスの『WORLD TAG LEAGUE』は複数優勝者が多く、対照的な結果となっている。

しかしその中でも、紫雷イオ&岩谷麻優の「サンダーロック」は1回優勝、2回の準優勝と実績を残している。チームとしてのクオリティの高さが窺い知れる。

つまり、逆にいうと優勝するチームは初優勝になる確率が非常に高い大会でもある。

また最年少優勝は18歳の渡辺桃選手(林下詩美とのタッグ)。ここでも渡辺桃は早熟ぶりを発揮している。

『GODDESSES OF STARDOM』優勝回数ランキング

Name優勝回数準優勝回数決勝進出回数
渡辺 桃213
KAIRI213
美闘 陽子213
高橋 奈七永202
ビー・プレストリー123
舞華123
紫雷 イオ123
岩谷 麻優123
AZM112
夏樹☆たいよう112
林下 詩美112
世Ⅳ虎112
ケリー・クライン101
メーガン・ベーン101
愛川 ゆず季101
安川 惡斗101
飯田 沙耶101
コグマ101
羽南101
星輝 ありさ101
優宇101
木村 響子101
中野 たむ101
葉月101
星来 芽依011
シャーダネー011
ザ・フィーメル・プレデター011
ジュリア011
HANAKO011
ジェイミー・ヘイター011
サンタナ・ギャレット011
鈴季 すず011
アルファ・フィーメル011
上谷 沙弥011
ジャングル叫女011
翔月 なつみ011
松本 浩代011

『GODDESSES OF STARDOM』では複数回優勝チームはいないが、パートナーを変えて複数回優勝している選手は存在する。渡辺桃、KAIRI、美闘陽子、高橋奈七永の4名だ。

なかでも高橋奈七永は2014年と2022年に優勝しており、最前線での活躍期間が長いことがわかる。

『GODDESSES OF STARDOM』出場回数TOP10

RankNAMECOUNT
1岩谷 麻優13
2渡辺 桃9
3鹿島 沙希8
4スターライト・キッド8
5AZM8
6葉月8
7紫雷 イオ7
8刀羅 ナツコ7
9中野 たむ6
10羽南6

出場回数は、岩谷麻優選手が13回出場でトップとなっている。続いて、渡辺桃、鹿島沙希、スターライト・キッド、AZMと今のスターダムの中心選手が続いていく。

『GODDESSES OF STARDOM』対戦勝率ランキング TOP10

『GODDESSES OF STARDOM』での全対戦成績から、参加選手の勝率ランキングにしたのがこちらだ。
公式戦を10試合以上している選手を対象としている。

RankPlayerRate
1木村 花14103171.4%
2舞華342410070.6%
3美闘 陽子1393169.2%
4ビー・プレストリー22154368.2%
5ひめか18126066.7%
6コグマ29199165.5%
7葉月422614261.9%
8なつぽい21136261.9%
9高橋 奈七永18115261.1%
10渡辺 桃503015360%

ランキングTOP1は、木村花選手。勝率は71.4%となっており、かなりの勝率を誇っている。しかし、優勝経験も、準優勝経験もない。参加回数が少なく勝率が良かったためTOPとなっている。

続いて2位は舞華選手。こちらも70%以上という脅威の勝率だ。舞華選手は優勝1回、準優勝2回と好成績を残しており、納得の順位だ。

そして、3位は美闘陽子選手。こちらも69.2%とかなりの勝率となっている。美闘選手は優勝2回、準優勝2回と複数回の優勝経験者であり、こちらも順当なランキングとなっている。

そのほか、ランキングTOP10入りを果たしている中で注目は、葉月選手と渡辺桃選手。この二人は大会参加回数でも上位にランクインしている。大会に多く参加しているにも関わらず高い勝率を保っているということは、常に『GODDESSE OF STARDOM』で健闘し続けているということでもある。

2025年の『GODDESSES OF STARDOM』でも、上記のランキング選手が多く参戦しており、勝率ランキングにも大きな動きが出てきそうだ。