【ザック・セイバーJr.】完全攻略ガイド <プロフィール・全試合勝率・ベストバウト etc>

選手名鑑

「サブミッションマスター」とも称される新日本プロレスのレスラー、ザック・セイバーJr.。

イギリス出身のこの超絶技巧派レスラーは、見たことのないサブミッション技で相手を翻弄し、世界中のプロレスファンを魅了してきた。ザック選手は単にリング上での戦いだけでなく、バックステージでの辛辣なコメントセンスや、毎回ネタを仕込んでくるPVも見逃せない。

初代NJPW WORLD認定TV王座チャンピオンにして、わずか半年で12回も防衛してしまっている絶対王者のザック・セイバーJr.。彼の歩んできたキャリアや試合結果を見て、さらなる魅力を探る旅に出かけよう。彼の技の数々、その成績、そして彼がリングで繰り広げるドラマを通じて、プロレスの奥深さを再発見すること間違いなし。

さあ、ヴィーガンプロレスラー・ザック・セイバーJr.選手の世界へ足を踏み入れてみよう!

ザック・セイバーJr.

プロフィール

ザ・フロントマン
団体新日本プロレス
ユニットTMDK
生年月日1987/7/24 ( 37 才)
出身地イギリス/ケント州
デビュー2004/4/20 ( 21 年)
得意技ザックドライバー、ヨーロピアンクラッチ、オリジナル関節技全般
身長186 cm
体重96 kg
入場曲Young Punks
Twitter@zacksabrejr
好きなものヴィーガン式イングリッシュブレックファースト、動物解放運動、

ギャラリーと関連グッズ

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ザック・セイバーJr.のパラメータ

総合点 49/60点

ザック選手のテクニックは新日本プロレスでは間違いなくトップ。おそらく世界でもトップレベルに違いない。

体をこれでもかと畳んでしまう変幻自在の関節技は、他では類を見ない。関節技の名前も類を見ない。世界一長い名前の関節技を持っている。その名も「Hurrah! Another Year, Surely This One Will Be Better Than the Last; The Inexorable March of Progress Will Lead Us All to Happiness」。もはや文章だ。そのほかにも「オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス」「YES!I AM A LONG WAY FROM HOME」「この脚どうだ」などクセが強い技名が多い。

また、若い頃は体が細かったが、今ではふたまわり大きくなり、完全覚醒。打撃の威力やスーパーヘビー級相手も投げられるパワーを手に入れている。長時間のシングルマッチで、ボコボコにされても最後まで一瞬たりとも気が抜けない試合をするスタミナもある。

ザック選手はパフォーマンスも素晴らしい。藤田選手の育成にも力を入れ、試合中にOJT研修をし実践できたらベタ褒めをする。理想の上司ランキング1位だ。また、対戦相手に合わせてふざけたり、ブチギレしたりする振り幅はいつ見ても飽きさせない。ブチギレ芸をさせたら天下一品だ。

バックステージでの暴言もオリジナリティがあり、ウィットとセンスが溢れている。知性と暴力の見事な融合。暴言センスはMAX10だ。

ザック・セイバーJr.の必殺技『ザックドライバー』

ザック・セイバーJr.の年表

年月日できごと
2004.4.20NWA UKハンマーロックでデビュー
2005.10.22第8代『NWA-UKジュニアヘビー級王座』初戴冠
2009.5.3ザック、マーティ・スカルが第7代『IPW-UK英国タッグ王座』を初戴冠
2010.6.5ザックが初代『wXw統一世界王者』となる
2011.5.13ザックが『プロレスリング・ノア』に参戦
2013.12.7小川、ザックが第19代『GHCジュニアヘビー級ダッグ王座』初戴冠
2015.1.18ノアに参戦してきた鈴木軍と対抗戦で激突
2016.1.16ザックが第4代『RPWブリティッシュ・ヘビー級王座』初戴冠
2017.3.6ザックが鈴木みのるの介入で第6代『RPWブリティッシュ・ヘビー級王座』奪取。ヘビー級に転身し、鈴木軍に加入
2018.3.21ザックが『NEW JAPAN CUP』初出場初優勝
2020.7.12タイチ、ザック・セイバーJr.が第87代『IWGPタッグ王座』を初戴冠
2022.3.27ザックが『NEW JAPAN CUP』2度目の優勝
2023.1.4ザックが初代『NJPW WORLD認定TV王座』戴冠。TMDKに加入

先月までの最新試合結果

※新日本、スターダムでの試合限定
2025.4.30 グランメッセ熊本
ザック・セイバーJr.
大岩 陵平
VS 矢野 通
棚橋 弘至
0:10:47 逆さ押さえ込み
2025.4.29 SAGAアリーナ
大岩 陵平
ザック・セイバーJr.
ハートリー・ジャクソン
VS 村島 克哉
ボルチン・オレッグ
矢野 通
0:09:44 THE GRIP
2025.4.26 広島サンプラザホール
ボルチン・オレッグ
YOH
棚橋 弘至
マスター・ワト
矢野 通
VS ハートリー・ジャクソン
ザック・セイバーJr.
藤田 晃生
ロビー・イーグルス
大岩 陵平
0:09:43 カミカゼ

ザック・セイバーJr.の全対戦成績

全試合の総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。
TotalWinLoseDrawRate
715375333752.4%
※集計期間:2007/5〜2025/4の新日、STARDOMの試合
合計試合時間157:23:08
平均試合時間 0:13:12

ザック・セイバーJr.選手は、これまで通算715試合に出場し、勝率52.4%。合計試合時間は157:23:08となっている。
2024年に勝率71.6%とキャリア最高の勝率をあげている。


メインイベント回数の推移

年ごとのメインイベント出場数と、その年の全試合に対するメインの割合。グラフが高いほど、その年の「主役度」が高いことを意味する。

Main CountMain Rate
12217.1%

いままでメインイベントを飾った回数は通算122回。なかでも2021年が28回とメインイベンターとして最も活躍していた。


フィニッシュホールドTOP5

ザック・セイバーJr.選手はどの技で勝っているのか。全試合のフィニッシュホールドを集計してランキング。
RankFinishCount
1ザックドライバー22
2ヨーロピアンクラッチ21
3クラーキーキャット14
4レフェリーストップ10
5腕ひしぎ逆十字固め8

ザック・セイバーJr.のシングルマッチ勝率

シングルマッチの総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。
TotalWinLoseDrawRate
15610151464.7%
※集計期間:2007/5〜2025/4の新日、STARDOMの試合
合計試合時間43:17:53
平均試合時間 0:16:39

ザック・セイバーJr.選手のシングルマッチの成績は通算156試合に出場し、勝率64.7%。合計試合時間は43:17:53となっている。
2024年に勝率80%とキャリア最高の勝率をあげている。


ザック・セイバーJr.のシングル対戦TOP5

ザック・セイバーJr.選手と因縁の多い選手は誰なのか。シングル対戦数の多い順でランキング。
RankPlayerRate
1内藤 哲也1367046.2%
2棚橋 弘至1367046.2%
3EVIL852162.5%
4飯伏 幸太835037.5%
5SANADA843150%

最も多くシングルで戦った相手は内藤 哲也棚橋 弘至通算13回
3戦以上戦って一番勝率のいい対戦相手はEVIL勝率62.5%。最も勝率の悪い対戦相は飯伏 幸太勝率37.5%

ザック・セイバーJr.のタッグマッチ勝率

タッグマッチの総試合数(Total)、勝利数(Win)、敗北数(Lose)、引き分け数(Draw)を集計。年別の試合数と勝率の推移。
※2人タッグのみの成績
TotalWinLoseDrawRate
20711493055.1%
※集計期間:2007/5〜2025/4の新日、STARDOMの試合
合計試合時間43:20:52
平均試合時間 0:12:33

ザック・セイバーJr.選手はタッグマッチの成績は通算207試合に出場し、勝率55.1%。合計試合時間は43:20:52となっている。
2017年に勝率85.7%とキャリア最高の勝率をあげている。


ザック・セイバーJr.のタッグパートナーTOP5

ザック・セイバーJr.選手と多くタッグ組んだ選手は誰なのか。タッグ回数順に、タッグパートナーをランキング。
※2人タッグのみの成績
RankPlayerRate
1タイチ745123068.9%
2藤田 晃生371423037.8%
3TAKAみちのく21318014.3%
4鈴木 みのる1174063.6%
5大岩 陵平1156045.5%

最も多く組んだパートナーはタイチ通算74回
5戦以上組んで一番勝率のいいパートナーはタイチ勝率68.9%。最も勝率の悪いパートナーはTAKAみちのく勝率14.3%

ザック・セイバーJr. ベストバウト

超個人的かつ評価の高い試合をピックアップ。NJPW WORLDで見れる試合のみをチョイス。
新日ではザック vs オスプレイはまだ5戦ほどだが、世界のリングでは15回以上戦っている。世界の名勝負数唄である。その中から2戦をチョイス。特に注目すべきは2020年と2022年の2人の肉体の違い。プロの努力って尋常じゃない。

ザック・セイバーJr. VS ウィル・オスプレイ
2020.2.14 ロンドン『ブリティッシュヘビー級選手権試合

▼ザック・セイバーJr. VS ウィル・オスプレイ
2022.3.21 アオーレ長岡 『NEW JAPAN CUP 2022』準々決勝戦

▼鷹木信悟 VS ザック・セイバーJr.
2022.3.26 大阪城ホール 『NEW JAPAN CUP 2022』準決勝戦

まとめ

ザック選手は、コロナ禍の日本のプロレスを支えてくれた数少ない外国人レスラーだ。

ヴィーガンの彼は、インタビューで日本での食事は難しいと答えていた。しかし、日本を離れずに肉体改造をし、新たなユニット「TMDK」に加入。「初代NJPW WORLD認定TV王座チャンピオン」になり、知らぬ間に世界中で防衛戦をやっている。さらっとオカダ・カズチカのIWGPヘビー級連続防衛記録と並ぶV12を達成している。新日本プロレスを支えてくれてありがとう。

ザック選手の努力や行動力の結果は、2020年からのシングル勝率を見れば明らかだ。今後も強いザック・セイバーJr.選手がプロレスを楽しませてくれるに違いない。

それでは、一緒に素晴らしきプロレスライフを!