ゴッデス・オブ・スターダム王座は、スターダムを象徴するタッグの頂点。
女子プロレス界の中でも“チームの絆”が最も試されるタイトルとして、多くの名コンビたちが歴史を刻んできた。
初代王者「愛川ゆず季&美闘陽子」から始まり、時代ごとに名勝負を生み出してきたこの王座は、スターダムの進化とともに歩んできた存在でもある。
本ページでは、歴代王者一覧・全防衛戦の記録・タイトルマッチ回数TOP30・選手別勝率TOP30など、
これまでのゴッデス戦線を“数字とデータ”で徹底分析。
誰が最も勝率が高いのか、どのチームが長期政権を築いたのか――その答えがここにある。
ゴッデス・オブ・スターダム王座とは
ゴッデス・オブ・スターダム王座(Goddess of Stardom Championship)は、スターダムが2011年に創設した女子タッグ王座。団体名「スターダム=輝き」を冠した“女神(Goddess)”の名を持つタイトルで、2人の選手がタッグとして最強を証明するために争う。
王座決定トーナメントを経て初代王者となったのは、愛川ゆず季と美闘陽子の「BY砲」。
以来、紫雷イオ&岩谷麻優の”サンダーロック”、ジュリア&朱里の”アリカバ”、中野たむ&なつぽいの”メルティア”、舞華&ひめかの”舞ひめ”などの名タッグが生まれた。
防衛戦は国内大会のみならず、海外ツアーでも行われたこともある。2020年代以降は女子プロレス人気の高まりとともにタイトル価値も上昇し、タッグ王者になった選手がシングルで活躍することも多い。
ゴッデス・オブ・スターダム王座 歴代王者
歴代のゴッデス・オブ・スターダム王座と、主な記録を集計。
防衛頻度は、防衛戦を何日ペースで行っているかの平均日数。少なければ少ないほど頻繁にタイトルマッチを行っている。
| 歴代 | 王者(年齢) | 獲得日 | 防衛数 | 日数 | 防衛頻度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初 | 愛川ゆず季(28) 美闘陽子(24) | 11.11.27 | 2 | 364 | 121.3 |
| 2 | 夏樹☆たいよう(28) 世Ⅳ虎(19) | 12.11.25 | 3 | 112 | 28 |
| 3 | 木村響子(35) ヘイリー・ヘイトレッド(29) | 13.3.17 | 0 | 43 | 43 |
| 4 | KAIRI(24) 翔月なつみ(24) | 13.4.29 | 0 | 77 | 77 |
| 5 | 高橋奈七永(34) 脇澤美穂(33) | 13.7.15 | 1 | 195 | 97.5 |
| 6 | 木村響子(36) アルファ・フィーメル(31) | 14.1.26 | 3 | 196 | 49 |
| 7 | 高橋奈七永(35) KAIRI(25) | 14.8.10 | 3 | 269 | 67.3 |
| 8 | 紫雷イオ(24) 岩谷麻優(22) | 15.5.6 | 10 | 407 | 37 |
| 9 | 木村響子(39) 花月(23) | 16.6.16 | 2 | 189 | 63 |
| 10 | 美闘陽子(30) KAIRI(28) | 16.12.22 | 1 | 73 | 36.5 |
| 11 | 松本浩代(31) ジャングル叫女(25) | 17.3.5 | 2 | 108 | 36 |
| 12 | 花月(24) 木村花(19) | 17.6.21 | 8 | 347 | 38.6 |
| 13 | 岩谷麻優(25) 鹿島沙希(25) | 18.6.3 | 3 | 119 | 29.8 |
| 14 | ジャングル叫女(27) 刀羅ナツコ(27) | 18.9.30 | 0 | 54 | 54 |
| 15 | 渡辺桃(18) 林下詩美(20) | 18.11.23 | 6 | 234 | 33.4 |
| 16 | ジャングル叫女(28) 小波(23) | 19.7.15 | 3 | 188 | 47 |
| 17 | ビー・プレストリー(23) ジェイミー・ヘイター(24) | 20.1.19 | 1 | 189 | 94.5 |
| 18 | 林下詩美(21) 上谷沙弥(23) | 20.7.26 | 2 | 153 | 51 |
| 19 | 小波(24) ビー・プレストリー(24) | 20.12.26 | 1 | 50 | 25 |
| 20 | 舞華 ひめか(23) | 21.2.14 | 2 | 49 | 16.3 |
| 21 | ジュリア(27) 朱里(32) | 21.4.4 | 4 | 280 | 56 |
| 22 | 葉月(24) コグマ(23) | 22.1.9 | 2 | 76 | 25.3 |
| 23 | 渡辺桃(22) スターライト・キッド | 22.3.26 | 1 | 40 | 20 |
| 24 | 葉月(24) コグマ(24) | 22.5.5 | 4 | 108 | 21.6 |
| 25 | 中野たむ(34) なつぽい(27) | 22.8.21 | 2 | 130 | 43.3 |
| 26 | 高橋奈七永(44) 優宇(31) | 22.12.29 | 2 | 115 | 38.3 |
| 27 | MIRAI(23) 壮麗亜美(26) | 23.4.23 | 2 | 63 | 21 |
| 28 | 白川未奈(35) マライヤ・メイ(24) | 23.6.25 | 1 | 49 | 24.5 |
| 29 | 安納サオリ(32) なつぽい(28) | 23.8.13 | 1 | 111 | 55.5 |
| 30 | 林下詩美(25) 上谷沙弥(27) | 23.12.2 | 1 | 119 | 59.5 |
| 31 | 鈴季すず(21) 星来芽依(21) | 24.3.30 | 2 | 36 | 12 |
| 32 | 葉月(26) コグマ(26) | 24.5.5 | 2 | 55 | 18.3 |
| 33 | 朱里(35) 小波(27) | 24.6.29 | 0 | 24 | 24 |
| 34 | 渡辺桃(24) テクラ(31) | 24.7.23 | 1 | 159 | 79.5 |
| 35 | 羽南(20) 飯田沙耶(27) | 24.12.29 | 5 | 207 | 34.5 |
| 36 | 刀羅ナツコ(34) 琉悪夏(20) | 25.7.24 | 5 | 276 | 46 |
| 37 | AZM(23) 天咲光由(24) | 26.4.26 | 82 | 82 |
タイトル統計
年齢・最速記録
| 最年少戴冠 | 18歳 | 渡辺桃 |
| 最年長戴冠 | 44歳 | 高橋奈七永 |
| デビュー最速戴冠 | 0.3年 | 林下詩美 |
防衛回数記録
| 最大戴冠回数 TOP3 | 3回 | 葉月&コグマ |
| 2回 | 林下詩美&上谷沙弥 | |
| 連続防衛回数 TOP3 | 10回 | 紫雷イオ&岩谷麻優 |
| 8回 | 花月&木村花 | |
| 6回 | 渡辺桃&林下詩美 | |
| 通算最大防衛回数 TOP3 | 10回 | 紫雷イオ&岩谷麻優 |
| 8回 | 花月&木村花 / 葉月&コグマ | |
| 6回 | 渡辺桃&林下詩美 |
保持日数記録
| 最長保持日数 TOP3 | 407日 | 紫雷イオ&岩谷麻優 |
| 364日 | 愛川ゆず季&美闘陽子 | |
| 347日 | 花月&木村花 | |
| 通算最長保持日数 TOP3 | 407日 | 紫雷イオ&岩谷麻優 |
| 364日 | 愛川ゆず季&美闘陽子 | |
| 347日 | 花月&木村花 | |
| 最短保持日数 | 24日 | 朱里&小波 |
単独記録
| 単独最大戴冠回数 TOP3 | 3回 | 木村響子 / KAIRI / 高橋奈七永 / ジャングル叫女 / 渡辺桃 / 林下詩美 / 小波 / 葉月 / コグマ |
| 2回 | 美闘陽子 / 岩谷麻優 / 花月 / 刀羅ナツコ / ビー・プレストリー / 上谷沙弥 / 朱里 / なつぽい | |
| 単独通算最大防衛回数 TOP3 | 13回 | 岩谷麻優 |
| 10回 | 紫雷イオ / 花月 | |
| 9回 | 林下詩美 | |
| 単独通算最大保持日数 TOP3 | 579日 | 高橋奈七永 |
| 536日 | 花月 | |
| 526日 | 岩谷麻優 |
最大戴冠数は“FWC”の葉月&コグマ。さすが名タッグだ。
そして、最大防衛数、最長防衛期間ともに“サンダーロック”の紫雷イオ&岩谷麻優がダントツとなっている。1回の戴冠にもかかわらず記録は総なめ。いかにタッグとして強かったかがわかる。1年以上、ゴッデス・オブ・スターダムのタイトルマッチがメインイベントとなっていた。今は両選手ともWWE、マリーゴールドのトップ選手となっている。
そして、個人で見ると渡辺桃選手がなんと18歳の最年少で獲得。渡辺桃がいかに早熟な選手なのかがわかる。
ゴッデス・オブ・スターダム王座 全防衛戦一覧
ゴッデス・オブ・スターダム王座のすべてのタイトルマッチを記載。初代王者の戴冠から最新の王者・まで、すべてのタイトル移動・防衛戦を記録している。
タッグは基本的に同じユニットで組む。このリストを辿れば、変化の早いスターダムのユニットの歴史も見えてくる。
最多挑戦は 渡辺桃(12回)。最多カードはMIRAI & 壮麗亜美 vs コグマ & 葉月(3回)。
| 初代 愛川ゆず季 & 美闘陽子 (2回防衛) | ||
| 第2代 世Ⅳ虎 & 夏樹☆たいよう (3回防衛) | ||
| 第3代 ヘイリー・ヘイトレッド & 木村響子 | ||
| 第4代 KAIRI & 翔月なつみ | ||
| 第5代 脇澤美穂 & 高橋奈七永 (1回防衛) | ||
| 第6代 アルファ・フィーメル & 木村響子 (3回防衛) | ||
| 第7代 KAIRI & 高橋奈七永 (3回防衛) | ||
| 第8代 岩谷麻優 & 紫雷イオ (10回防衛) | ||
| 第9代 木村響子 & 花月 (2回防衛) | ||
| 第10代 KAIRI & 美闘陽子 (1回防衛) | ||
| 第11代 ジャングル叫女 & 松本浩代 (2回防衛) | ||
| 第12代 木村花 & 花月 (8回防衛) | ||
| 第13代 岩谷麻優 & 鹿島沙希 (3回防衛) | ||
| 第14代 ジャングル叫女 & 刀羅ナツコ | ||
| 第15代 林下詩美 & 渡辺桃 (6回防衛) | ||
| 第16代 ジャングル叫女 & 小波 (3回防衛) | ||
| 第17代 ジェイミー・ヘイター & ビー・プレストリー (1回防衛) | ||
| 第18代 上谷沙弥 & 林下詩美 (2回防衛) | ||
| 第19代 ビー・プレストリー & 小波 (1回防衛) | ||
| 第20代 ひめか & 舞華 (2回防衛) | ||
| 第21代 ジュリア & 朱里 (4回防衛) | ||
| 第22代 コグマ & 葉月 (2回防衛) | ||
| 第23代 スターライト・キッド & 渡辺桃 (1回防衛) | ||
| 第24代 コグマ & 葉月 (4回防衛) | ||
| 第25代 なつぽい & 中野たむ (2回防衛) | ||
| 第26代 優宇 & 高橋奈七永 (2回防衛) | ||
| 第27代 MIRAI & 壮麗亜美 (2回防衛) | ||
| 第28代 マライヤ・メイ & 白川未奈 (1回防衛) | ||
| 第29代 なつぽい & 安納サオリ (1回防衛) | ||
| 第30代 上谷沙弥 & 林下詩美 (1回防衛) | ||
| 第31代 星来芽依 & 鈴季すず (2回防衛) | ||
| 第32代 コグマ & 葉月 (2回防衛) | ||
| 第33代 小波 & 朱里 | ||
| 第34代 テクラ & 渡辺桃 (1回防衛) | ||
| 第35代 羽南 & 飯田沙耶 (5回防衛) | ||
| 第36代 刀羅ナツコ & 琉悪夏 (5回防衛) | ||
| 第37代 AZM & 天咲光由 (2回防衛) |
タイトルマッチ統計
| 時間 | タイトルマッチ | |
|---|---|---|
| 平均時間 | 0:17:04 | |
| 最短試合 | 0:07:15 | ひめか & 舞華 vs 刀羅ナツコ & 鹿島沙希 |
| 最長試合 | 0:30:00 | コグマ & 葉月 vs MIRAI & 壮麗亜美 |
タッグ変遷では渡辺桃選手が色々な選手と組んで挑戦をしている。ジャングル叫女、葉月、小波、林下詩美、AZM、スターライト・キッド、刀羅ナツコ、テクラ。渡辺桃がスターダムで色々と経ているのがわかる。
また、岩谷麻優選手も色々な選手と組んでいる。紫雷イオ、脇澤美穂、中野たむ、鹿島沙希、星輝ありさ、スターライト・キッド、コグマ、向後桃。こちらも長い歴史と若手育成の心意気を感じる。
また、短期政権で終わってしまったけど、白川未奈&マライア・メイはAEWでもメインストーリーとなるくらいとんでもなくゴージャスなタッグだった。もうちょっとスターダムで見ていたかった。スターダムのリングは世界に通用する戦いである。今後もタッグ戦線から目を離してはいけない。
ゴッデス・オブ・スターダム王座 タイトルマッチ回数 TOP30
ゴッデス・オブ・スターダム王座のタイトルマッチが多い選手は誰なのか?
タイトルマッチ数が多い選手でランキングを集計!
ゴッデス・オブ・スターダム王座を最も多く戦ったのは岩谷麻優(24回)。
| NAME | COUNT | |
|---|---|---|
| 1 | 岩谷麻優 | 24回 |
| 2 | 渡辺桃 | 23回 |
| 3 | 葉月 | 23回 |
| 4 | コグマ | 19回 |
| 5 | 林下詩美 | 17回 |
| 6 | 紫雷イオ | 17回 |
| 7 | 刀羅ナツコ | 16回 |
| 8 | ジャングル叫女 | 16回 |
| 9 | 花月 | 16回 |
| 10 | 高橋奈七永 | 14回 |
岩谷麻優、渡辺桃が1位タイ。現役スターダムの選手が入ってくれているのはとても嬉しい。渡辺桃選手はまだまだ記録を伸ばす可能性が十分にありそうだ。
続いて、葉月、コグマがランクイン。コグマ選手に関しては、18回のうち初回のみ岩谷選手とタッグを組んでいるが、それ以外はすべて葉月選手をパートナーとしている。FWCの絆の強さを感じる。もっと二人に無双してもらいたい。
ゴッデス・オブ・スターダム王座 選手別勝率 TOP30
ゴッデス・オブ・スターダム王座のタイトルマッチに強い選手は誰なのか?
タイトルマッチの勝率でランキング集計!
ゴッデス・オブ・スターダム王座で最も勝率が良いのは愛川ゆず季(100%)。
| Player | 計 | 勝/敗/分 | Rate | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 愛川ゆず季 | 3 | 3/0/0 | 100% |
| 2 | ジェイミー・ヘイター | 2 | 2/0/0 | 100% |
| 3 | 美闘陽子 | 6 | 5/1/0 | 83.3% |
| 4 | 木村花 | 11 | 9/2/0 | 81.8% |
| 5 | アルファ・フィーメル | 5 | 4/1/0 | 80% |
| 6 | 花月 | 16 | 12/4/0 | 75% |
| 7 | 飯田沙耶 | 8 | 6/2/0 | 75% |
| 8 | 優宇 | 4 | 3/1/0 | 75% |
| 9 | 林下詩美 | 17 | 12/5/0 | 70.6% |
| 10 | 琉悪夏 | 9 | 6/3/0 | 66.7% |
ゴッデス・オブ・スターダム王座の勝率TOPは、初代・愛川ゆず季、第17代・ジェイミー・ヘイターの二人で、勝率100%。1発でチャンピオンとなって負けなしでタイトル返上をしているため、勝率100%となっている。今後もこの記録が抜かれることはなさそうだ。
上位ランクで現役選手は、羽南&飯田沙耶のwin☆goriがランクイン。名タッグ誕生で長期政権になるのかと思いきや、半年でチャンピオンの座を明け渡してしまった。残念。
まとめ
ゴッデス・オブ・スターダム王座は、スターダムにおける“タッグの頂点”として、数々の名勝負とドラマを生み出してきた。創設初期の「BY砲」から「サンダーロック」「FWC」「meltear」「CRAZY STAR」など、時代ごとにチームの個性と絆がぶつかり合い、女子プロレスの進化を象徴してきた存在でもある。
データで見ると、紫雷イオ&岩谷麻優の“サンダーロック”が防衛数・在位日数ともに圧倒的。
一方で、葉月&コグマの“FWC”や、中野たむ&なつぽいの“meltear”、鈴季すず&星来芽依の“CRAZY STAR”といった新世代タッグも強烈な存在感を放っている。
また、個人では渡辺桃のように多くのパートナーとタッグを組みながらも結果を残し続ける選手も多く、タッグ戦線がいかにスターダムの選手育成やストーリー形成に直結しているかが見えてくる。
ゴッデスのリングには「ユニットを超えた友情」「一夜限りの共闘」「涙の別れ」など、タッグならではの感情と瞬間が詰まっている。それこそが、この王座が10年以上も愛され続けている理由だろう。
これからも、新たな女神たちの物語がリングで生まれるはずだ。
次に王座を手にするのは、どのタッグか――その瞬間を見逃すな。
では、素晴らしきプロレスライフを!


